おそらくご存知である方が多い「ノンタン」に実は意外な裏設定があります。私はつい最近その設定を知ってかなり驚きました。今後ノンタンの見方が少し変わりそうです。
「ノンタン」とは?
出典:みんな大好きノンタン
「ノンタン」は白いネコさんの名前です。
「ノンタン」を主軸とした幼児向けお話の絵本と3Dアニメがあります。
裏設定?「ノンタン」の妹は耳が聞こえない
妹の名前は「タータン」
出典:みんな大好きノンタン
「ノンタン」の妹「タータン」はノンタンにそっくりだけど体がひとまわり小さくて青いリボンをつけています。
ノンタンの妹。リボンが大好き。まだちっちゃいのでおひげが短く、右は3本、左は2本しかはえていない。おにいちゃんが大好き。
公式サイトにもこの様な紹介しかされておらず、絵本の中でも耳が聞こえないということは明記されていない様ですが、タータンは耳が聞こえていないと言う設定らしい。
重い設定やんけ
ノンタンの妹の耳が聴こえないとか初めて知った… pic.twitter.com/azNa0xR3qc
— 謎の腹痛ハザード (@JamGaro27) 2017年2月8日
何も考えずにタータン可愛いわぁ〜とか思いながらアニメを見ていましたが、確かにタータンはアニメでも泣き声や「あぁ!」とか「うぅ〜」等の赤ちゃん語?の様な声のみで、言葉を喋らないんですよね。そしてノンタンの仲間たちであるうさぎさんやくまさん達がとてもタータンを気遣っている描写が多い。そうだったのか…!これからノンタンの見方が少し変わりそうです。
謎設定。ハチさんは意志の疎通ができる
出典:みんな大好きノンタン
意志の疎通ができる蜂
ノンタンたちのそばを見守るように飛び回るハチ。言葉を喋ることはないが、意思の疎通はできる模様。
アニメの3Dノンタンのはちさんの3Dの作り方が面白いのでもしもアニメノンタンを見る機会があったら注目してみてください。特にエンディングでぶんぶん飛んでるはちさんを見て欲しいです。
(はちさんが飛んだ後の「・・・・・」マークをはちさんのお尻にくっつけて作られている(?)ので「・・・・・」が尻尾みたいになってます。)
「ノンタン」がワガママすぎて子供に見せたくない件
話は変わりますが、私はノンタンを見ていてイライラする時があります。ちなみに私はおさるのジョージのジョージにもイライラする小さき人間です。
ノンタンたちの年齢
出典:みんな大好きノンタン
子供のワガママを語るには年齢を知る事も重要だと思うので調べてみました。
- ノンタン 4歳
- タータン 2歳
- ぶたさん 5歳
- くまさん 8歳
- うさぎさん 6歳(3匹います。片耳折れている子が男の子。)
- たぬきさん 3歳
「ノンタンのワガママは2歳児くらいのソレ」と言うアレをコレした時にどっかで見かけた事があるんですけど、4歳じゃねーか!!!!
ノンタンの友達めっちゃいいやつ
ノンタンとは相反していつも遊んでいる周りのお友達はすごくいい子達なのです。ノンタンがワガママをいうと「それはダメだよ」と辛抱強く諭し、ノンタンに置き去りにされたタータンの面倒を見る。ノンタンのせいで怖い目にあってもノンタンを責めない。ぐう聖なのである。
そしてなぜか最終的にみんながノンタンを崇める様な事を言います。なんでや!実際それを見た我が家の子供が「ノンタンはすごいなぁ」「優しいなぁ」などとと言い出します。
洗脳かよ。
ノンタンはワガママ?
ノンタンはワガママで自己中です。
夜中眠れない時に寝ている友達の家に遊びに行く。くまさんが読んでいた本を奪った挙句周りのお友達が遊んでいるオモチャをめっちゃくちゃにする。うさぎさんが作ったゼリーを我が物顔で食べる。ブランコは譲らない。悪い事を指摘されるとアッカンベーで逃走。
ノンタンは欲望を抑える事ができないんですね。そして譲り合いができない。もちろん優しい部分もありますが4歳にしてはワガママすぎるなと感じます。そして私は思ったのです。ノンタンは何かしらの障害を抱えているのでは、と。
ググった結果、ノンタンは障害を抱えてはおりませんでした。ノンタンの障害についてググった時にタータンの耳が聞こえない事を知りました。じゃあどうして4歳なのに2歳児の様なワガママをいうのでしょうか。
ノンタンのワガママを利用して教育する
ノンタンは「反面教師」
「人の振り見て我が振り直せ」と言う言葉をご存知ですか?
他人の言動のよしあしを見て、自分の振る舞いを反省し、直すべきところは改めよ。
他人の行動を見て自分の行動を改める事。これをノンタンでやる。親が子供と一緒にノンタンを見てノンタンの行動についてひとこと添えてあげるのです。あれはダメだね。とか、どうしてそれをしてはいけない理由だとかを添える。
さっきどうしてノンタンは4歳なのに2歳児並のワガママをいうのだろうかと書きましたが、おそらくこのワガママはノンタンを反面教師にする為にあるのだと思います。子供にあるであろうワガママが全てノンタンには搭載されています。ノンタンは素晴らしい反面教師です。
じゃあなぜノンタンを子供に見せたくないの?
ちなみに見せたくないのは絵本ではなく、3Dアニメの方です。
タイトルに「「ノンタン」を子供に見せたくない」と書いた理由は、ノンタンのどこがどう悪かったかと言う部分が作品の中で子供にはっきりと伝えてくれずに終わってしまうからです。割とうやむやになって終わるパターンが多いのです。(もちろんうやむやで終わるお話だけではありませんし、道徳的な為になるお話もあります。)
ここで親のひとこと添えてやる仕事が必要になってくるのですが、毎回親がノンタンを子供のそばで一緒に見ながらひとこと添えてあげるって難しいんですよね。
子供は気にいると何回でも繰り返して見ますし、私の場合は食事の用意をしている間にDVDを見せて待ってもらう事も多いです。その間はひとこと添えてやる事ができないのです。
子供は純粋ですので、もしもノンタンの悪い部分を(アッカンベーとか)単純に面白いと言う理由で真似する様になってしまうと言う事も考えられるのです。つまり、ノンタンを見せるのは親がそばでいてあげられる時の方が安心できるという事です。
まとめ
最近なんとなくノンタンのDVDをレンタルして見てみた結果、ノンタンのあまりのワガママぶりに愕然としてこの記事を書きました。
それで我が家のもうすぐ2歳になる女の子が異常にノンタンを気に入り、繰り返し見ています。「見せたくない」と言いましたが子供が見たいというので見せています。(見せとるんかい)子供はノンタンが大好きです。
これとか喜びそう。
ついでに一緒に見ていた5歳の息子は割と理解しながら見ているのだろうと勝手に思っていたのですが、話をしているとどうやらノンタンのどこがどう悪かったかという部分が理解できていない様でした。主人公が悪いわけがないという思い込みが強い様です。何をするにも親がひとこと添えてあげるという行為が大切だと感じました。
あと3Dノンタンを見ているとなぜかナツミSTEPを思い出します。本当に何故だよ。
謎の狂気。懐かしいですね。ノンタンの絵本のイラストは可愛らしいですよね。
それでは今回はここまで!最後まで読んでくださりありがとうございました!